​堀　祐巳子 / Yumiko Hori

代表挨拶 〜起業に至るまで〜

■老舗菓子メーカーでの経験と実績

すべての原点は大学卒業後、地元名古屋で新卒入社致しました「㈱湖池屋（名古屋営業所）」での営業経験です。

持ち前の行動力と交渉力で、周囲から「日本一ポテトチップを売る女」と言われるほど実績を挙げました。

「㈱湖池屋」退社後、東京を拠点に「MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社」をはじめとする国内外の食品、飲料など多様なメーカー様の営業職に携わりました。

また、「マーケティング」「クロスマーチャンダイジング」「顧客プロモーション」などの職種を経験。広い視野で業界を見てきました。

■人生を変えた出会い

そうした中、１０年ほど前に食品業界の展示会に参加した時のこと。

​

多くの地方都市のメーカー様の魅力的で美味しい商品が並び、気持ちが高まりました。

​

と同時に、「なぜこんなに魅力的な商品なのに、世の中であまり知られていないのだろうか」という素朴な疑問が湧き、漬物を出展していた食品メーカーの女性社長に質問してその実情がわかりました。

このメーカーは、高い出展料を払い、地元での仕事を中断し、多くの営業スタッフを引連れて上京し、疲弊しながら祈るような気持ちでバイヤーが現れるのを待っていました。

​

しかし、多くの場合、さらなる商談のために後日再び上京したり、なしのつぶてになってしまったりと、わずかな希望が実を結ぶことはほとんどないのだと嘆いていました。

​

全国に存在を知ってほしくても、社員を東京に常駐させる経費はなく、営業先もわからない地方都市メーカーの現実を目の当たりにした気持ちになりました。

■「商流ファクトリー」起業のきっかけ

この時「手間とお金、更に時間も費やし、なんと非効率なんだろうか？」「それならば、私がその悩みを解決できるのではないか」

​

業界に精通している私がその会社の首都圏担当の営業をすれば「チャンスを逃さず、タイムリーかつ的確に商談し、必ず役に立てる」という自信がありました。

​

その自信を確信に変えるべく、後日、別の食品展示会で出展メーカー各社に自分自身の売り込みに挑戦しました。

​

結果、展示会場で３社の請け負いをいただき、数ヶ月で首都圏での販路を獲得致しました。

今現在もそのビジネスは続いています。

​

この経験が「商流ファクトリー」の起業に至る出発点となっています。

■「商流ファクトリー」として

「商流ファクトリー」起業に伴い、営業専任スタッフと催事販売会専任スタッフの分業制を採用し、高い業務のクオリティを保ちながら商流開拓のスピード化及び効率化を目指しております。

​

今後は更にスタッフの拡充を推し進めながら、ご依頼企業・メーカー様の一員として営業正社員に劣らない充実した内容の仕事を進めて参りたいと思います